目の前で命を失うんだよ

今日から新しい実習が始まりました。


その名も「機能形態学実習」
最大の山場は再来週に控えるラットの解剖です…。


今日はそのための講義をしていました。


が、もうとにかく眠くて眠くて。
黒板が見えないからわざわざ前に行っていたんですが、すごい堂々たるカクカクを見せていました。


その後一回休憩が入ったんでさすがに元の席に戻りました。で、また講義が始まったら爆睡です。今度はカクカクもしません。


それで、ふと起きたら何やらビデオを見ていました。
「おお、なんだなんだ」と思って目をこすりながら見てみると、そこにはラットの精巣が!


そう。解剖のビデオだったのです。
寝起きに精巣は重いって。


で、そのあと臓器の摘出を始めたんですが、全く容赦がない。
淡々と、次から次へと臓器を取り出すんです。
しかも邪魔な皮膚は全部切り取っちゃうんですよ。チョキチョキチョキって。
切れ目を入れてそこから取り出すなんて甘ちゃんのやることなんですね。
あとで縫合する気なんて全くないんですから。


そんな感じで淡々と解剖を終え、次は安楽死の方法へ。
脊椎を脱臼させるんですが、もうこれもすぐ済んで…。
死んでるなんてとても思えない。
悲しくなってきました。


再来週が心配ですよ。腹をくくらなければ。



そう。それで、今日実は親が部屋の掃除に来たんです。会いはしませんでしたが。
彼女が出来たことは言ってあったんですが…
置手紙には「彼女と付き合うのはいいですが、節度のある付き合い方をしてください。泊まることばかりではないとおもいます。一人暮らしをさせているのは大学に行くためであって、そんなことをさせるためではありません」と。


重い。重すぎる言葉。
泊まったことバレてる〜!
確かに、大して考えもせずに行動していたかもしれません。
相手にも親がいるわけですし、一人暮らしという状況に甘えすぎていたところもあるかもしれませんね。
ちょっと反省しました。もうちょっと考えよう。