昼に書いたのに載せるの忘れてた

表参道に眼鏡を買いにきています。


彼女が髪を切っているのでその間時間をつぶさなきゃいけないのです。


ファストフードに入って居座ってれば楽なんですけどお昼時にそれはカワイソーなのでとりあえずうろうろ。


しかし恐ろしい街です。
至る所がおしゃれ。通る人もおしゃれ(目が悪いから良く見えないけど)。外人の写真の撮り片もおしゃれ(多分他人のであろうバイクに手をつき、よかっかかってポーズをとっている)。


とまぁなんでもおしゃれにみえてきます。


実際並んでいる店も僕でも知ってるような名のあるブランドばかりですごい。
非おしゃれの僕にこの街は重すぎます…。


後ろで歩いている人が「俺、グッチのベルトも欲しいしよォ〜」とか言ってるのが聞こえたあたりで限界を感じて何とか路地に逃げ込んだんですが、そこにもそびえるおしゃれなカフェたち。
どこにいこうとも逃げられないようです。


あそこの店員さん、恐竜型おもちゃからシャボン玉撒いてやがる!なんて楽しい職場なんだ!
あ、さっきまで立ってたたく鉢僧が座禅に切り替えている!意志が弱い!


など、とてもどうでもいい事を考えているところに刺客が現れるのです。


歩いていてあまりに暇だったため、興味のあるものには迷わず近づいていっていました。
遠くで音楽が流れていたのが聞こえたので近づいて行ったところ流れているのはアンパンマンのテーマ曲でした。愛と勇気だけが友達のやつです。
で、さらに近づいていくとその音源の正体が判明します。
正体は黒い車に日本国旗のあの集団でした。


随分似合わない組み合わせですが、これは実に考えられた作戦ですよ。


子供がそれを見たら、あの曲が流れている時点でお母さんに質問することはまず間違いないでしょう。そしてお母さんはその集団を説明するのです。
そうすることによって小さい頃からその集団の存在を植え付け、必然的に未来の団員が増える、という寸法に違いありません。


そんな事を考えているうちに髪を切り終わってしまいました。
これから一緒に天一に行って、そのあとうちの親に焼肉おごってもらいにいきます。